soho賃貸を探している先輩

soho賃貸を探している先輩

私は50代の会社員です。
最近、大学時代の先輩から「早期退職してsohoを始めようと思う。
キミは不動産関係の仕事をしているから、soho賃貸の物件について詳しいんじゃないかと思って連絡したんだ」という電話がありました。
この先輩は同じゼミの先輩で、その頭脳の明晰さやリーダーシップには当時、皆が憧れていました。
就職先は大手銀行で、今や部下が何十人もいる部署の部長になっています。
きれいな奥様、賢いお子さん2人と幸せな毎日を送っているはずでした。
それなのにどうして早期退職?と最初は不思議でした。
私のような小さな会社に勤めているならともかく、大企業の部長なら給料もいいはずだし、退職金もかなりもらえるはず。
しかしその先輩が言うには「自分の力を試してみたい。
大学の時から興味があった建築事務所を立ち上げることにしたんだ。
で、soho賃貸を探しているんだよ」とのこと。
チャレンジ精神旺盛な先輩らしいなと感心してしまいました。

一緒にsoho賃貸を探すことに

もっと話を聞いてみると、「資本金は長年コツコツためてきた貯金があるから大丈夫だし、家族も賛成してくれている。
でもsoho賃貸の物件がなかなか見つからない」とのこと。
さらに驚くことに先輩は「一緒にやってみないか?」と言い出したのです。
私は不動産のことなら分かりますが、建築のことはよく分かりません。
やんわりと断ろうとすると、先輩は「建築のことはこれから勉強してくれればいい。
営業畑一筋で頑張ってきたキミなら、営業マンとしての力は十分にあるはずだ。
キミには営業部員として力を貸してほしい」と言うのです。
先輩には大学を卒業してからもお世話になっていますし、何よりもその人柄やリーダーシップに、当時の私たちはおおいにひかれていました。

私は独身なので家族の了承を得る必要もないですし、今の小さな会社で勤め上げても、退職金なんてたかが知れているかもしれない。
何日か悩んだ挙句、先輩の建築事務所のお手伝いをすることにしました。
そして、一緒にsoho賃貸のオフィスを探し始めたのです。